昨日は、町田市成瀬クリーンセンターの下水処理を見学2022.8.16しました。東京都は大半が多摩川や荒川の流域下水道に包括されています。他方で、町田市はそれらに含まれず、単独の公共下水道がひかれています。しかも、恩田川に至る下水道と鶴見川に至る2本の下水道処理施設があるのが、町田市の特徴です。
作日は、そのうち、町田市成瀬クリーンセンターを訪ねました。町田市の恩田川下流、横浜市のとの境の部分のあり、対岸を除いて周囲は住宅地になっています。
管理事務所部分と汚泥の脱水処理・焼却部分を除いて、広大な建屋の下に、複数のラインで沈殿池と反応タンクが直列に並び、通常は無人の状態で汚水が徐々にきれいになっていく施設になっています。通常は、管理事務所で全てをモニター管理しているが、この後楽園球場に匹敵するスペースの中を定期的に複数の人で点検して回ることにしているそうです。当然、施設全体では一瞬の休むことはなく、毎日終日営業運転をしている部門です。故障、修理に限らず、ラインの壁面などに取りついたもの清掃も欠かせず、人の対応が行われているのが特徴でした。
また、町田市成瀬クリーンセンターには、水質検査を定期的、あるいは毎日測定している学校の理科実験室のようなところがあり、職員の方が専門の担当をしておられました。クリーンセンターのすぐ下流は水田が広がっており、放流される処理水はあくまで清浄さを求められる施設となっています。
壮大な機械設備が目立ちますが、この施設の眼に見えない主役は、チッソやリンを取り除く役割を果たしている硝化菌、脱窒菌、りん蓄積細菌たちです。クリーンセンター職員の仕事の中で、これらの微生物が叱り活躍してくれることが重要な役割です。
なお、この日はインターン生を同行していましたが、インターン生は別施設のレポートを担当することになりました。また、このレポートには記載していませんが、下水道は町田市の予算の中で、別会計となっており、下水道事業会計となっています。
町田市クリーンセンター見学:下水処理の最初沈殿池で撮影2022.8.15音声小さい
成瀬クリーンセンター見学:反応タンク(空気を送り込む、微生物を利用する)2022.8.15
成瀬クリーンセンター見学:下水処理で発生した汚泥を脱水する2022.8.15
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