4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

ビジュアルサイト

第16回地域医療政策セミナー(11.1)の講師講演内容について2022.11.4

町田市・東京都・日本

 先日の第16回地域医療政策セミナー(11.1)に出席し、お二人の講師を講演を聞かせていただきましたが、その内容について若干記載します2022.11.4

 講演は、主催者の「全国自治体病院経営都市議会協議会」会長 東 千 春氏(名寄市議会議長)の挨拶で始まりました。この会は、自治体の大小に限らず、自前(あるいは、自治体組合)で病院を持つ議会の協議会となっています。講演は、2名の講師が登場しましたが、それぞれが異なる病院形態の医師が講演されたものです。

 「公立病院の新型コロナウイルス感染症対応実績と今後の新興感染症感染拡大時に備えた対応」
  公益社団法人全国自治体病院協議会 副会長 竹 中 賢 治 氏
 及び、
 「30 年先を見据えて がけっぷち民間病院からのお願い」
   医療法人社団医仁会 ふくやま病院 理事長 譜 久 山 剛 氏
      でした。
 まず、竹 中 賢 治 氏においては、主要なテーマは、コロナ感染症=新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と表記されている)患者発生への対応が、自治体が運営する公立病院に集中したというもので、基本はこれからも同様な症状が現れると、同じく公立病院はその任を依頼されるものとされるのでしょう。

 また、今回に限らず、公立病院には、「全国自治体病院ネットワーク」が形成されており、その公立病院(約240)が連携することが述べられました。思うに、町田市民病院も大災害人事に医師や看護師を派遣しており、そのネットワークが直接、間接的に機能してきたと理解しています。

 特に、コロナ感染症感染者の受入入院においては、クリニックが主体の一般開業医に頼ることはほとんど不可能であり、おのずと、大病院に不足が出れば、公立病院は最初にその役割を果たすべきところとされており、それを回避することは、あらゆる意味で不可能なことになっています。講師の説明の言葉で調節出てきたわけではありませんが、各提示された数表の資料は、ことごとく公立病院の役割を説明していました。

 また、コロナ感染症感染者の受入入院においては、旧来の一般病床を使用する状況から、
 空床確保の必要性、
 感染対策としてのゾーニング確保の必要性、
 医師スタッフの集約化の必要性等
 が生じ、一部の病床や外来の閉鎖等が行われ、一般診療患者に対する診療抑制が行われた。
 結果、入院患者数、外来患者数、急患患者・救急車等受入件数等ともに減少し、手術なども必然的に減少したとされています。

 よって、この間には、公立病院経営に関して、大半の(あるいは、全部の)公立病院に関する財政的な支出が町田市民病院と同じように行わたと思われます。そのこと自体、公立病院の宿命であり、一般の診療機関、開業医の医師とは異なる立場が求めれると思っています。

 ついで、譜 久 山 剛 氏においては、「30 年先を見据えて がけっぷち民間病院からのお願い」と表記のタイトルで、今後、増え続ける社会保障費(医療介護に要する費用)をどうやって支えていくのか、しかも、その課題を、小刻みな改善を採用する、先進的取り組みを導入する方法で、解決していくという、実際に民間病院を経営する立場で論じられました。

 総じて、(繰入金補填をしても赤字で公の運営を図るより、むしろ、民間ができることをやらせて、税金が入る切り替えるべきであるという論調でした。

 世代の検討では、1902年当時、平均寿命が50歳ほど(1947年も50歳)であり、その後30年の寿命が延びていること、ベビーブームで言うと、第1次、第2次とベビーブームが起きたが、第3次ベビーブームが起きなかったことで、人口構成が大きく変わっていることが、ここでも述べられました。その後の展開が異なる点を述べられ、少子超高齢化社会の制度設計として、60歳は高齢者ではないこと、新しい施設に関しては、新規施設を造っても間に合わない、あるいは2045年以降はいらなくなるかもしれないため、あるものを使っていかねばならないと言われました。

 まさに、その通りであり、これから団塊世代を全て高齢者施策で対応する考えを改めること、あるいは高齢者施策を行っても、これまでの間尺とは異なる見解を持って対応されるべきことを求められていると思いました。前から思ってきたことですが、団塊世代は様々の苦境を求めらて来たわけであり、これかも苦境を求めれると思います。そのことを当事者が理解をして、その後の世代の範とする役割があるものでしょう。私は思うに、高齢者施設の入室に関しても、この団塊世代は個室利用の発想から、集団入室を前提にして、サービスの効率化の観点に切り替えることが肝要ではないかと理解してます。

  #第16回地域医療政策セミナー,#講師講演内容,#全国自治体病院経営都市議会協議会,#町田市民病院,#公立病院,#新型コロナウイルス感染症対応,#団塊世代,#町田市議会議員,#吉田つとむ,少子超高齢化社会,
吉田つとむHP       町田市議会議員 吉田つとむのブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました