首相公邸の使い方について、岸田首相の息子である翔太郎氏が親族を招いたこととその使用法が是非が問われました。とりわけ施設内でのセキュリティの在り方については、訪問者の品性と合わせて概ねの人が疑問を感じたようです。
そこで体験的なリアルな紹介を行います。筆者の吉田つとむは、首相公邸に入ったことも、首相官邸にも一度も入ったこともありませんが、参議院議長公邸には一度入ったことがあります。*後段で写真付きで詳述します。また、国会議事堂内の副議長室に一度だけ入ったことがあります。首相官邸は首相が執務をする(閣議を行う、執務をする、訪問客を受け入れる)ところ、首相公邸は生活をするところと言うのが区分けだと理解されています。ただし、それが連節した施設であることで、首相公邸が私生活の場と言い切ることも難しいでしょう。重要な来客を迎えること、あるいは食事会を開催することがあることは、これまで公になった写真からも分かるものです。また、議長公邸については、外国からの賓客をもてなす役割(機能)を持っていることは、日程やその構造から知られるものです。
参議院議長公邸には実際には何度も入る機会がありましたが、何度も入る機会があったために、逆に一度しかありません。*例えば、衆議院議長公邸には国会議員の国会見学に参加する方法でそこを訪れるのはコースに入っている場合がありますが、私はそうした政治家の国会見学の参加者になったことは一度もありません。
ただし、私は山東昭子参議院議員(元議長、元副議長)の短期的なスタッフ(私設秘書的立場)をしたことがあるので、その縁で、山東議長の時代に、参議院議長公邸を一度見学に訪れたものです。その日は、私のインターン生の社会見学、公務員の仕事についての研修日程でした。
また、国会議事堂の中では、山東副議長の時代に一度、副議長室に入ったことがあります。やはり、インターン生を伴ってのことでした。また、国会議事堂自体は、数十年前のことですが、その中の一室(会派控室)で私が政党事務員(サラリーマン新党と言う政党の同じ名称の会派:参議院議員が3名いました)の身分で働いていたので外勤の直行以外の日はほぼ毎日のように出入りをしていました。休日もかなり仕事をしていましたので、土日も関係なしに出入りしていました。
さらに、議員会館は、上京した仕事が参議院議員の公設秘書(当時、政策秘書の制度はなく、公設第一秘書を務めていました)であったことで、普通に議員会館の議員室もにいました。私は自分が担当したことはほとんどなかったのですが、訪問見学者の国会案内をした経験も数回あります。
通常の仕事として国会にいたことで、国会施設の写真はまったくありません。自分では日々の仕事を追いかけ、写真を撮るような気持ちが起きなかったというべきものでしょう。もっとも、自分が国会議員になっておれば、様々に写真を撮ったかも知れません。
n ということで、国会やそれらの施設のどの場所においても、自分自身が不謹慎な行為をすることは一切なく、また、羽目を外すような客人を受け入れたこともありません。
さて、総理大臣のことですが、これまでの総理大臣は公邸に住まなかった総理が幾人もおられます。周りは、総理が公邸に入り、そこで政務も家族の生活も一緒にしてくれることを望んでいるのに、前任の菅総理は、頑として議員宿舎に住んでいました。その他の自民党歴代首相も大半は私邸に住み、官邸に通う、あるいは公邸で人をもてなす方法を使ってきています。*首相公邸に住むと、在任期間が短くなるという伝説もあるようですが、岸田総理が次の改選を乗り越え、総理官邸に住む首相の在任期間を伸ばせば、これまでの伝説を打ち破ることでしょうし、この後、つまずきがあると、これまた伝説が生き続けることになります。
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コメント
なお、以下は、山東昭子参議院議長と参議院議長公邸で面談した際の文章をそのまま引用です。吉田つとむ個人のものと言うことではなく、インターン生の社会勉強の一環です。
国会の職員と言うには、政府が採用するのでなく、衆議院と参議院がそれぞれに募集して、それぞれに所属していると聞いています。世の中には、様々の仕事がある、女性もどしどし仕事についてもらいたいと思って、このような仕事の元インターン生に説明をやってもらったわけです。
今は参議院議長を務めておられる、山東昭子参議院議員の議員会館には、何度も訪れていますが、この議長公邸には初めて、訪れました。山東議長が在室とは夢にも思わなかったのですが、台風の襲来予測が入ってその予定がキャンセルになったとお聞きしました。
衆参の議長公邸が並んでいますが、当然、参議院公邸も参議院の職員の方が執務されておりました。また、顔なじみの秘書の方の顔を見ることもできたので、安心しての訪問でした。警備の方もおられ、外国のお客様を迎えることもあるとのことで、そこには、山東議長が個人的に持ち込まれたピアノと大きなオルゴールが有り、賓客を迎える体制が万全でした。*公邸でも、そうした個人によって、その在任中、特徴が出ているようでした。自ずと、個人の色合いに関心が向きました。