日本維新の会の所属衆議院議員が、現職地方議員を公設秘書としていたことで、毎日新聞が【維新・池下議員、公設秘書に2市議を採用 兼職届けず「二重報酬」】と言う記事を書いています。2023.09.18
その記事を読んで、私は、「地方議員と国会議員公設秘書の兼職は、報酬と給料の二重払いで大問題、毎日記事は報酬の二重払いと間違った認識の記載2023.09.18」を書きました。
この維新・池下議員は、釈明をブログに書いていますが、私には墓穴を掘ることにもなりかねないと思うものです。
池下卓@衆議院議員【日本維新の会】のご本人のX(ツイッター)記事に
以下のものがありました。
https://twitter.com/iketaku_0410/status/1703687520725377296
それに、私は次のコメントを書きました。
「兼職届を出すのを失念していた」とありますが、兼職だと、現職地方議員の報酬と、国会議員公設秘書の給料を受け取る。公設秘書は、健康保険、年金(共に公費半額負担)がある。その他、民間の退職金、失業保険に相当する制度がある。当然、地方議員の当人は国保や国民年金だが、二重に加入?の疑念
続いて、次のコメントを書きました。
維新は所属議員の報酬の2割寄附としています。それを出さなかった議員は除籍処分となった記事が出ている。公設秘書はどうなっているのか。池下衆議院議員はブログで自身にキックバックさせていないとしている。それでは、公設秘書は給料だから兼職の本人が党に寄付はせず、全額自分がもらえたのか。
上記のように、問題をスクープした毎日新聞は、【維新・池下議員、公設秘書に2市議を採用 兼職届けず「二重報酬」】と書いており、記者もデスクも、公務員給料と報酬の相違をあまり理解をしていないようです。
その毎日新聞の記事では、日本維新の会が、この二重取りは問題ないとしている記載がありますが、政党にとって、国会議員にとってそんな甘いものではないことは、私が指摘した内容です。
さらに、維新・池下議員の選挙区は、立憲民主党の辻元清美 参議院議員が衆議院議員選挙で落選した選挙区です。辻元清美参議院議員(当時、社民党の衆議院議員1回当選)は過去に、公設秘書給与を事務所に提供させ、それを私設秘書も含めて再配分していたことで、「辻元清美秘書給与流用事件」として、逮捕、刑事処分を受け、国会議員も辞職した例がある地域です。そのために、辻本氏は、カンバックするまでに相応の労苦を経験しています。
また、地方議員が公設秘書となって問題になった例では、秘書への暴力事件で問題が起こした豊田真由美元衆議院議員が、地方議員を公設秘書として採用し、その当該議会では、議員と兼務ができるのかと批判が起こり、議員の辞職勧告決議が出され、その豊田議員は議員の職を棒に振ることになり、地方議員の方は議員の職を辞することになったものでした。果たして、その地方議員は今頃どうなっているのでしょうか。決して、悠々自適な生活を送っているとは思えません。厳しい人生となっているのではないでしょうか。
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