無所属会派では、2024年第1回定例会において、当初予算案に関する修正案を提出し、最終日の提案理由説明、質疑、討論を経て、採決に至りました。まず、修正案を先に採決し、否決となり、次いで原案の採決を行い、結果は可決となりました。
なお、この修正案を新井よしなお議員を中心にまとめた経緯があり、提案理由説明、質疑の答弁を予定しました。会派が3名で構成していますが、議案の提案権が最低3名となっていることで、会派メンバー全員で署名し、無所属会派単独で提出しています。議案提出の場合、最大の賛同者を募るため、会派間の調整を行うことを検討しますが、微細な点まで事前の調整が必要となることで、確実に対案を提示することが必要と言う見解で、無所属会派単独で提出しました。提案理由説明に対して質疑はなく、討論では原案に反対した共産党が修正案に賛成の意を示しました。
さて、予算の修正案のポイントは、小中学校の統廃合計画にもとづく事業の取りやめ、及び、(仮称)国際工芸美術館の整備事業を取りやめることを提案したものです。双方とも計画の取りやめの提案であることで、予算案における歳入、歳出の数値の削減、さらに債務負担行為の削除を多岐にわたって記載しています。
後者の場合はすでに整備の関連事業が始まっていることで、これからの事業の取りやめの修正案であることで、整備事業とその運営事業の削除を提案したものでした。金額が大きいものでは、債務負担行為で、国際工芸美術館の整備事業では、36億2194万5千円の削除を求め、そのパークミュージアム整備・運営事業では、110億8956万1千円の削除を求めています。つまり、国際工芸美術館の新設自体を本体建築工事開始前に取りやめる提案としているものです。他方の前者の分では、南第一小学校外仮校舎借上事業36億3千万円、本町田地区・南成瀬地区統合新設小学校整備等PFI事業248億3128万4千円などの削除となっています。
無所属会派では、町田市が予定する町田市立工芸美術館建設と小中学校の統廃合計画の全面的見直しを図り、建設工事の取りやめることを引き続き求めています。
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