足立区議会選挙は、それぞれの政党にとって激変であったとされています。自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、日本共産党のことはすでに、1回目と2回目の記事で書いています。立憲民主党の1名が偽ブランド品販売で、党から議員辞職勧告・除籍をする経緯になったことで、候補者選定の困難さという見本まで提示してくれました。この問題の背景には、この間に高齢議員・ベテラン議員への批判が続き、若手を持て囃す風潮が強すぎたと思っています。なぜなら、今回の問題は道徳的な分野の話でなく、刑法の対象の分野であるからです。常識的に考えて、そうした偽物を販売する行為が地方自治体の政治家には許されるはずがないものと考えるものです。
さて、その他の政党(準政党)では、れいわ新選組、都民ファーストの会、参政党がそれぞれ1名の議員を誕生させました。その後、無所属ででた都民ファーストの会推薦の当選者が公認になったということで、都民ファ―ストの会は2名となりました。他方で、NHK党・政党女子48は、その名前を出さずに立候補したようですが、それでも当選者を出すことができませんでした。他方で、障がい者のネットワークを展開する無所属議員、左派系(蔑称ではないです)と思われる無所属議員も、さらに特異な選挙運動スタイルの無所属候補もそれぞれに当選しています。乙武洋匡氏が応援した候補者(無所属)は落選しています。上田令子都議/自由を守る会)の系統は出ていなかったようです。
こうしてみると、政党と言う看板を背負った候補者がこの45名も当選する選挙で、1-2当選したとして大騒ぎをするのは、他人から見ると「良かったですね」という程度のことであったでしょう。なぜなら、無所属でも幾人も当選しているからです。
今後は、政党がこうした自治体選挙で1-2名の当選者を出して、どのように議会の内外で行動するのか、無所属議員と際立った異なる点、優れた点を出せるかどうかにかかっていると思います。
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