町田市議会無所属会派の視察は2日目、米沢市と、同市内の2企業を訪問視察。2023.07.19
まずは、米沢市の工業団地に進出した、自動車内外装部品製造の三井屋工業株式会社 東北事業部を訪ねました。この日は、愛知県豊田市より来られた髙橋直輝社長、及び、執行役員の奥田照彦東北事業部部長、山田勝則主査の3氏より、受け入れと説明をいただきました。
三井屋工業株式会社は、トヨタ自動車をはじめ、自動車メーカーに部品供給を行う、いわゆる下請けメーカーという部類の企業になります。豊田市以外に、トヨタ自動車が工場を持つ福岡県若宮町や、宮城県黒川郡内にあるトヨタ自動車東日本の工場に納入するために開設したこの米沢工場などとなっています。
工場の特徴は、大半を自動化した大型装置を配置した工場であり、就業者を極力減らしたタイプの工程管理がモニターに数値化されたスタイルが特徴でした。いわゆるトヨタ自動車が採用している(していた)看板方式が、今のパソコン、タブレット方式に切り替わった方式に見えました。その生産システムの積み上げは、それ自体が生産品となり、外販が可能な生産管理ソフトとして作成されていました。
三井屋工業株式会社 東北事業部は、同社にとって最新の工場となっていますが、他の工場は開設時期によって生産性が異なることで工場の就業者数が異なっているとのことでした。
以下、質問したのは、この工場の就業稼働時間を尋ねると、1直体制であるそうで、時期的に2直体制が取られるとのことで、企業的には全面的に2直体制が目標であるでしょう。
また、工場現場と言うのは、如何に不良品をいかに減らすかが課題(コストダウン化)であり、また、そうした不良品(あるいは規格外の)部材をいかに元の原料に戻せるかが重要な課題になっていました。これは、どの企業にも求められる課題になっていました。人によるチェックから機械化してチェックする方式に転換されていました。*もとより、人間の目が重要であることは何事も欠かせません。
そこにあったRDF(廃棄物固形燃料)は、議員初当選時に、町田市のごみ処理技術に採用されるべきではないかと私自身考えていましたが、それ自体が高エネルギー性を持つことで、自然発火におる爆発の可能性を否定できないあり、他の自治体の導入経過例から無理ではないかと考えたものでした。現場での説明でも、RDFが冷却を必要とするものである趣旨のものでした。よって、大半が粉砕処理で再生産化して、元の素材に変換される方式が採用されているとのことでした。
また、その後の質問で、(失礼ながら、)社長のタイプを尋ねました。三井屋工業株式会社に就職して、現在の社長の職にある、つまり、生え抜き社長でるとのことでした。この質問は、系列の上部企業や金融機関から天降り就任なのか、あるいは2世社長なのかを問うものでした。(第1報)
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむ
コメント
[…] 町田市議会無所属会派で、山形県米沢市のブランド戦略課を訪ねました。 その場では相田克平議長が挨拶していただき、私たちの視察に最後まで立ち会われました。挨拶だけで済ませない議長の真面目な特性とともに、我々の視察先に関心を持たれたからでしょう。と言うのも、レポートを書きかけですが、行政部署だけでなく、特徴ある民間企業を2社も訪問する予定を立てていたことに感心を持たれていたからでしょう。 三井屋工業株式会社 東北事業部 株式会社 おとづき商店 […]