宮古島における陸上自衛隊ヘリの行方不明事故と搭乗者の無事を祈りつつ2023.04.09を書きました。
事故発生は、2023．04．06の午後4時頃と見込まれています。それは、この自衛隊ヘリの飛行予定時間（出発、帰着予定）と、交信経過からその時間が推測されているものです。時間が日中のこと、あるいはその運行が自衛隊であり、その搭乗者には陸自第8師団長などを含む幹部多数もあったということで、様々に注目されています。
現在までに、機体の一部が散発的に見つかっており、昨日の夜には、伊良部島北方の海上に「人のようなものが浮いている」と言う情報が寄せられ、直ちにその情報にもとずく捜索も多重に行われています。ただし、この時間までその「人のようなものが浮いている」という情報の確認も済んでおらず、生存者があるらしいという情報も報道されていません。現地は、温暖な天候、水深が比較的に浅く、見通しの良い海域でありです。ただし、サンゴ礁が随所にある地域です。
私は、この事故が起きた段階の報道記事に、ツイッターでコメントしており、現地の自衛隊基地（空自宮古島駐屯地）に訪ねた写真もつけていました。市議会の会派視察で、宮古島航空自衛隊基地を訪れていたこと、あるいは開設前の下地空港を見学していたことなどなど、思入れが深いものがあるためです。（宮古島市視察2019.2.4-6）私が担当した部門の報告書や、当時のブログ記事のリンク先を、このブログ記事の下段に別途紹介しておきます。
今回の陸上自衛隊ヘリ事故では、不明な点がたくさん出されています。
１．事故位置の情報が、当初、宮古島北の池間島付近と発表されたものが、宮古島左方の伊良部島付近に変更されている点です。
２．事故ヘリの多数の漂流物が発見されているのに、人にかかわる情報が決定的に少ないこと。
私の疑問点は、上記に加え、以下のものです。
１．陸上自衛隊のヘリが、現地の部隊（沖縄）のものでなく、九州熊本の第8師団の機体が使われていたのか、
２．その陸自第8師団長のヘリ（高遊原分屯地ー西部方面航空隊所属）が航空自衛隊の宮古島駐屯地から出発したのか、
この疑問については、現地の陸上自衛隊基地（宮古島駐屯地）にヘリポートが無いという答えがあるかも知れませんね。
陸自宮古島警備隊の体制を見ると、ヘリコブタ―部隊の配備は無いようです。
ただし、7日午後になって、陸自宮古島駐屯地の宮古警備隊の隊員1名が登場していたと防衛省の報道官が発表したというニュースが出ています。
また、第8師団長は、ヘリで熊本から来たものか、あるいはヘリが事前のこの宮古島に飛行してきていたものかを記載したニュースは見当たりません。第8師団長を含む幹部と、ヘリの操縦者は全員が熊本から来ているのでしょう。
３．元来、宮古島には航空自衛隊のレーダー基地（空自第53警戒隊）があり、南西海域の航空機の探索、航空機の発信情報の収集を行っており、このヘリの運行に関しては、十分に把握しているものと思いますが、この第8師団長が搭乗したヘリの運行に関しては情報把握をあえて外していたのでしょうか。空自第53警戒隊は、日本の最西端に与那国分遣班も配置する強力な防空レーダー部隊であり、このヘリの飛行状況を見落としていたとは考えにくいものです。
また、下地空港は、宮古島空港とは別に宮古島に設置されたもので3000m滑走路が有用で、インバウンド客の増加を見込んで元のパイロット養成訓練のための飛行場であったものを、それがシミュレーション化されることで不要になったものを一般空港として2019年に整備したものです。開港準備中に、所属会派（保守の会）で視察見学したことがあります。以下、紹介です。
視察報告書 インバウンド客へのキャッシュレス対応について（2019.02.04-6 保守の会視察 2-3 日目 宮古市 報告）
この中に、開港前の下地空港に視察・見学した写真なども入れています。この時期、キャッシュレス化はまだまだの感でしたが、現在まで多方面に利用されていることは、周知の通りです。
自衛隊に関する公式報告は他の議員が担当しましたが、私は個人的にブログに掲載しており、その分を下段に掲載致します。
空自第53警戒隊は女性隊長（視察記録）2019.2.11作成
昨日まで沖縄県宮古島市（会派視察）に行っていました2019.2.7
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吉田つとむＨＰ 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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