本日は8月15日であり、いわゆる終戦記念日ですが、実は日本の降伏宣言の日というのが正しかろうと思う。2023.08.15記 それは、天皇陛下が耐え難きを耐え 忍び難きを忍び、ポツダム宣言を受け入れ、日本が連合国(現実はアメリカ)に無条件降伏をすると詔勅(玉音放送)で国民に発した宣言であるものです。
これを持って、日本人は天皇陛下を含めて、連合国司令長官の下に置かれることになるわけです。
右翼の思想家や活動家にとっては、この日を屈辱の日としてとらえ、いずれ、日本が独立して、名誉を回復すること、あるいは二度と過ちは繰り返しません。次は勝つぞの覚悟を決める記念日となるでしょう。なぜなら、それまでの日本は様々の苦闘はあっても、外国の占領、国家権力による支配を受けたことは無く、日本民族にとっては、復活、あるいは復讐を誓う日になってもおかしくない日となりました。ところが、日本人の大多数は、アメリカに対抗しようという勢力は消え失せ、アメリカの二軍を任じる思想が右翼の基本になり果てました。
左翼の思想家や活動家にとっては、この8月15日を解放されて自由に活動できるの日としてとらえ、自らが新しい日本を作り出すスタートになったでしょう。一方で、連合国(アメリカ)の占領が終了する(サンフランシスコ講和条約発効1952年4月28日)ことになった後も占領・軍政が続いた、奄美・沖縄地方はその日を屈辱の日となったわけです。それを機に、4.28沖縄デーの運動が繰り広げられる発端になりました。
そうした中で、左翼の中ではソ連や中国に憧れる立場が広がり、一時は理想郷とされていましたが、それが祟って、左翼の思想家や活動家が日本で主流派になることは将来も無いのでしょう。(いづれ、続きを書くこともあるでしょう)
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