吉田つとむ市議会報告2023年8月中旬号を発行2023.08.15しました。8月は、8月下旬号も別途発行予定です。
今回の2023年8月中旬号の掲載記事は、以下の通りです。
川西町への町田市の支援の広がり
会派（無所属）で視察に出向いた報告の一部です。昨年の水害で被害にあった山形県川西町（町田市とダリア園を通じた交流がある町です）の災害ゴミ処理に関して、町田市がいち早く応援に駆け付け、その派遣した職員とパッカー車両で搬送に協力したり、区分の応援を図ったものです。お互いに災害支援の協定を結んでおり、早期対応が出来たわけです。その結果、町田市の支援の後に入った別の自治体には、その作業の手順を川西町の職員の人が説明できたそうです。実務のノウハウが活かされました。
米沢市に進出:自動車部品工場
同じく、会派（無所属）で視察に出向いた報告の一部です。愛知県豊田市から、山形県米沢市に進出した、三井屋工業株式会社の新規工場を見学しました。トヨタが宮城県内に自動車組み立て工場を建設したことに合わせて、米沢市の工場団地の一角に新しい工場を建てたものです。場所の選定、規模、人の集まりなどを勘案し、最新工場を建設し、稼働させています。この日は、本社から高橋社長が出張され、米沢工場の方々と一緒に説明していただきました。
ブランド牛革のランドセルが発売される。
米沢市一帯は、有名な米沢牛の産地です。他方で、その皮は安く海外に輸出されるか、処分されてきたそうです。それはもったいないという一念で、和装コートの製造販売を手掛ける、株式会社おとづき商店の弟月千代子社長が、米沢牛革製の高級ランドセルの製造を思い立ち、製造販売の川上（原皮購入）から川下（有名デパートの高島屋）まで手広く集約して、今年の2月に発表、現在発売中、来年4月の新入生にしょってもらう予定を立てていました。その経営パワーと理念に感心しました。
ブランド力についての認識の差
米沢市を視察で訪れた際、米沢織の名刺入れを手にした職員の方がありました。私は博多織の名刺入れを手にしていました。ところが博多織のことが全く知られていなくて意外でしたが、それは当然のことでそこまで伝統産業の繊維産業が衰退したことを表しているようでした。
他方で、ブランドの有名度に関して、調査的に尋ねました。マザーハウスの知名度はなく、ユーグレナは全員に知られていました。どちらも、私の元インターン生が創業し、現在も社長を務めているのですが、認識度に大きな相違がありました。そこに会い合わせた、若いNHK記者さんは、マザーハウスのことを誰でも知っていると述べていました。世代間の関心が起きる対象に相違があることを明白に知りました。
名刺入れ（米沢織と博多織）
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