意図せず、今回の統一選選挙では、自分と同じ無所属候補に限らず、数多くの政党所属候補の事務所や候補者を訪ねました。
あるところでは、ごく普通のことかも知れませんが、候補者本人の遊説に同行する、演説場所で応援演説をすることに始まり、演説中にビラ配布を街頭運動員の一員として参加するものもありました。ただし、現地への移動手段を含めて、応援者がお荷物になるようでは、なにもしない方が遥かにありがたがられます。ただし、候補者は孤独な存在ですので、その場に駆け付けるだけで、気持ちがハイになるものです。なお、他方で、事務所に激励に出向いたのみのものもありました。
都民ファーストの候補者（うちの大三郎さん：中野区）の場合は、他の場所で遊説されており、拠点の中野駅に戻るのは夕方だということでした。せっかくですので、夕食を早めに取って、中野駅頭の遊説を取材しました。おかげで、私が好きなタイプの食堂で夕食が取れ、美味しく夕ご飯を食べることができました。
さて、中野駅は他の陣営が陣取っていました。恐らく、大きく伸びる予測の政党候補者です。改札を出たそのすぐ前で応援の国会議員がとてつもない声で演説をしていました。（例えて失礼ですが、いかにも日本維新の会の国会議員みたいに声高でした。私には、「ここは中野区なのになー」と言う印象しか残りませんでした）少し駅前の端の方に移動すると、友人の「うちの大三郎候補」がようやく見えました。中野駅の南口の光景でした。
都民ファーストのうちの大三郎さんは現職2期目ですが、議会では少数派、議運（あるいは会派の代表者の会議）にも代表を出せない人数らしく、開かれた議会への思いがなかなか突破できないでいる様子が伺えました。私も様々な経験をしていますが、少数派であるがゆえに、歯ぎしりをする思いをしてきました。今もしていますが、住民がそれを直接知ることはありません。そのもっとも即効性がある対応は、選挙で得票を伸ばして、内外に自身の力を強めるしかありません。
なお、初日に小池都知事の応援があったようでしたが、宣伝カーには、小池都知事の応援メッセージが放送されるように準備されており、小池と時事が例の声でうちの大三郎候補を応援するテープが流される時もあり、その効果も出るだろうなと思いました。
この日は、少しマイクを持つことになりました。マスクを外して応援演説に取り組みましたが、その気持ちは若干でも伝わったのではないかと思います。＊先の文中のように、その（いい方がよくないことは承知していますが）関西系の方々のような声は出せません。淡々とうちの大三郎さんの人柄を説明するのみでした。
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