4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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米沢市ブランド戦略課を訪ねて、ブランド力の検証を試みる2023.07.22記

政治問題
米沢ブランド戦略課視察、相田議長の挨拶

 町田市議会無所属会派で、山形県米沢市のブランド戦略課を訪ねました。
 その場では相田克平議長が挨拶していただき、私たちの視察に最後まで立ち会われました。挨拶だけで済ませない議長の真面目な特性とともに、我々の視察先に関心を持たれたからでしょう。と言うのも、レポートを書きかけですが、行政部署だけでなく、特徴ある民間企業を2社も訪問する予定を立てていたことに感心を持たれていたからでしょう。
 三井屋工業株式会社 東北事業部
 株式会社 おとづき商店

 さて、視察の内容は報告書に具体的に提示しますが、今回は、「ブランド戦略」が対象とあって、当方から珍しく、自前のいくつか質問をさせていただきました。
 (米沢織と博多織)

名刺入れ(米沢織と博多織)

 名刺交換の際して、米沢織の名刺入れを使用されていた方があったので、私は博多織の名刺入れに入れていたのですが、そのことに気づかれた方はありませんでした。そこで、改めて、その名刺入れを掲示してみてもらったのですが、どなたもご存じありませんでした。
 日本で織物産業が盛んだった頃は、博多織を知らない人(社会人)はまずおられませんでしたが、それが衰退した今日にあっては、それが一般には知られていないことは仕方が無いことも知れませんが、若干、気になったことでした。株式会社 おとづき商店に訪れた際には、「博多織」という名称自体がその説明の中に出てきたのと大きな違いででした。

 この写真の説明の中で、博多織(博多帯)が出てきました。おとづき商店の田中栄さんが丁寧な説明。

 博多織が衰退したとは言え、お祭りで締める法被の角帯には博多織製のものが使われており、東京の三社祭りの若集の多くに使われているとのことであり、その角帯を眺めると、献上柄と言われる縦糸が目立ったデザインのものを多々見かけるものです。博多織は献上柄と言う縦に縞模様が入ったものがデザインの特徴で、縦糸で柄をだすのも技法的な特徴であり、締めたら緩まないという使用上の特徴を持っています。お祭りの参加者が締めるのは、激しい動きをしても緩みにくいという点がその帯の人気を保っているのでしょう。伝統的な祭りの装束が洋装になるような変化が無い限り、博多帯が無くなることはまずないと思っています。
 また、いわゆるドラマに出てくる芸者さんが締める帯にも博多織の帯が多く採用されています。それは、踊りを踊る芸者さんの動きでもゆるみが出ない献上柄の博多帯が人気が高いという歴史もありました。同じ理由から江戸時代の武士(いつでも激しい動きに対応できる)にも博多帯は多く採用されていたと言われています。時代劇の武士や、芸者さんが出てくるドラマでも博多帯がよく使用されていますが、それだけ博多織の帯(博多帯)がそれだけポピュラーであったというものです。ただし、今日では多くの人がそれを見ても、なんの記憶に残らない情報と言う社会情勢になったのでしょう。
 (マザーハウス)
 ついで、「マザーハウス」という企業名、ブランドについて尋ねました。すると、同じようにどなたもご存じありませんでした。バングラディシュで製造され、日本国内の有名デパートで販売され好評を博しているものです。社会貢献企業から、物の価値自体が評価される商品を作り出す企業評価に転換することを目標にしており、現実化していると言える企業でしょう。ただし、現実には、その場で知っている人はいなかったというものでしょう。私の妻は、本人を学生時代に一度見ただけ(私が主催した会合にインターン生の一人として出席していた)で紹介もしていませんが、山口さんのその後の行動(バングラディッシュに行き、起業した)をいくつか説明していたことで、その後の社長の山口絵理子さんがTVに出た時に一瞬で気が付きました。「マザーハウス」がバックなどのファッション産業のメーカーであることで耳に留まったようでした。*妻は、就業していた博多織の会社が倒産後、象牙やサンゴを材料にしたアクセサリーを製造販売する会社に長く務めていたしたが、その会社も無くなり、その後はデパートでアルバイトなどをしています。就業の大半をデパート内で過ごし、ほぼ人生をファッション業界で浸ってきた人物です。
 なお、視察場所に、NHKの米沢駐在記者の方が案内されていましたので、その「マザーハウス」の名前を出すと、「知っていますよ。誰でも知っていますよ」と言うものでした。(若い)世代と、メディア業界で就業されているということがその言葉に現れたのでしょう。山口絵理子さんが𠮷田つとむの初期のインターン生であったこと、インターネットを通じて参加申し込みをしてきたこと、途中で辞めてもらったことの一つでも知っている人はほとんどいないでしょう。それが今は、ファッション業界の中で最先端を歩む人物とされ、マザーハウスが成長の業績を示しているのは、それだけ特異な人物であったものであったことが何らかのつながりを持っているのでしょう。

インターン生として参加していた時代のものです。一番左にいます。
 (ユーグレナ)
 そこで、「ユーグレナを知っていますか?」と尋ねると、全員が知っておられました。
 藻(ミドリムシ:ユーグレナ)から食料、サプリ、あるいは燃料を作っていることで有名になり、本人(出雲 充さん)が創業したものです。ユーグレナは、東京証券取引所マザーズに上場した後、期間を置かず一部上場企業に昇格し、現在はプライム市場に置かれる企業になっています。現在もその出雲充さんは、社長を務め、若手経営者としても評価が高く、経団連審議員会副議長を務めている人物です。
 当然、社会的に知られていてもおかしくないのですが、会社も社長もその双方が有名になっているという特徴があるわけです。まさに、ブランド戦略の見本、手本と言うような成長になっています。
 出雲 充さんが、大学1年生の時に、吉田つとむのインターン生であったことを知る人はほとんどいませんが、彼は、自分がインターンシップを体験すると、次には「社長のカバン持ち」というインターン生を企業の社長のもとに送り出す大規模の取り組みを行い、自身はトップ企業から新進企業までの経営者と縁を持つ所以となりました。
 下段の写真は、東大内のベンチャー施設、上場前の頃です。

第1期インターン生を最近のインターン生がインタビュー

 これらを通じて、成功にとって、必ずしも一般知られることが必要と言うわけではなく、必要な人材や企業、業界に浸透することが大事と言うことを認識するものでした。
 自分がどのような事柄、人と、動きに注目をするかが大事であり、かつ、それにどのように対応するか、出来るかがそれぞれの分岐点になってくるのではないか、そのようにまとめました。
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吉田つとむHP       町田市議会議員 吉田つとむ

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